アマゾンプライム

MOBUILESUITS GUNDAM THE ORIGIN III〜モビルスーツ開拓史とジオンの台頭

「機動戦士ガンダムTHE ORIGINシャア・セイラ編III暁の蜂起」を観た。キャスバルからシャア・アズナブルへの華麗なる転身と小気味いいばかり復讐への序曲。ガルマ・ザビの戦死の布石はこの暁の蜂起で描かれている。そして一年戦争へと歴史は流れていくのであ…

GIANT GORG〜安彦イズムと少年冒険譚

「巨神ゴーグ」を観た。僕は安彦義和の大ファンである。画集が出た時もすぐに買い込んだほどのファンである。この作品が放映時には新潟ではやってなかったのか。三十年以上経って初めて観られました。改めてつくづく思うのが、安彦良和の魅力は人物だけじゃ…

HULA GIRL〜常磐道は水戸を過ぎると街灯なし。

「フラガール」を観た。あなたは常磐ハワイアンセンターに行ったことがありますか?僕は家族旅行で行ったことがあります。三十年ほど前で既に設備の老朽化は始まり、宿泊した(おそらく)創業当時の旧館は安普請でお世辞にも清潔とも言えず、最初はゲンナリ…

MOBUILESUITS GUNDAM THE ORIGIN〜アルハンブラの憂鬱

「機動戦士ガンダムTHE ORIGINシャア・セイラ編II哀しみのアルテイシア」を観た。以前息子に「ガンダムは何から観れば正しいのか」と聞かれた。そのときはオリジンシリーズもなかったし、ファースト・ガンダムは何気に長いから答えに躊躇したが、今なら自信…

Living in your SKY〜高層マンションはお嫌いですか

「空に住む」を観た。タイトルが一番いい。でも映画としては、物語も共感もなく、それは映画が悪いのか、原作小説が悪いのかもわからなかった。全体的にフワフワと捉え所がなく、後輩の出産という出来事が何かを伝えるかと思ったら、それでタイトルロールが…

Mysterious Girlfriend X〜甘い唾液と彼女と愛(パンツ)の鋏

「謎の彼女X」を観た。主題歌の冒頭で「目と目で通じ合う二人のシークレット・ラブ」と、歌っているが、通じているのは唾液だった。そんなボーイ・ミーツ・エキセントリックガールの物語。ひょっとしたら物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎのプロトタイプかもしれ…

MOBUILESUITS GUNDAM THE ORIGIN I〜わが麗しのアルテイシア

「機動戦士ガンダムTHE ORIGINシャア・セイラ編I青い瞳のキャスバル」を観た。一年戦争ことファースト・ガンダムの前日譚。単なるリメイクではなく、作画監督だった安彦良和がやりきれなかったあの頃のガンダムを自らの手で作り直した渾身のガンダムである。…

GASARAKI〜一千年を超えた操り人形

「ガサラキ」を観た。エヴァフォロワーアニメの中では実に興味深い作品だと思う。ロボットアニメの中に「能」「憲法問題」「日米経済的戦争」「穀物(食料問題)問題」を組み込んでさらにデザインもオリジナリティあふれるものを作ったこの作品はもっと評価…

KNIGHT AND DAY〜小さな嘘から、コツコツと

「ナイト&デイ」を観た。女は小さな嘘つきだった。そして男は嘘つきなCIAのエージェントだった。そして二人は空港で出会い、嘘を糊塗するように愛し合い、繰り広げられる銃撃戦・カーチェイス。さて二人はどうなるであろう。そんな嘘つき同士のラブコメディ…

THE TRAVELLING CAT CHRONICLES〜吾輩は形見ではない。

「旅猫リポート」を観た。僕は今とてもメンタルが弱っている。だから、こういう映画を観ると、猫に看取られて死んでいく人生が大変羨ましい。もちろんたくさんの友人に偲んでもらえるならますます文句はないいい人生であると言えるだろう。今は猫も飼ってな…

SPARK〜熱海の花火/吉祥寺の居酒屋

「火花」を観た。「笑い」というものは難しい。しかもそれを表現する人々を描くのはもっと難しい。小説では実際の漫才の場面を描くことはできても、それを映像として描くことは至難である。主人公の師匠は笑いに対して真剣であれば真剣なほど、観る方は単な…

Re:CREATORS〜神々と創造物の物語

「Re:CREATORS」を観た。人はなぜ物語を求めるのか?同時になぜ人は物語を紡ぐのか?双方の共感を描いた物語。物語がないと人は生きることができないかもしれない。 僕もそんな物語を紡ぎ出したいと思わせる作品でした。そして世界と物語は残酷で美しい。#…

At the End of the Tunnel〜地下に蠢く奴ら

「エンド・オブ・トンネル」を観た。とある一軒家に住む車椅子のところに入居希望者の母娘が訪れる。家の地下には犯罪組織が銀行へのトンネルを掘り進めていた。果たして彼はどうするのであろう。明言はしてないが、庭先の事故で妻子を亡くし、自分も車椅子…

RETURNED ULTRAMAN[DAICON FILM Version]〜

「DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン」を観た。DAICONといえば新潟の高校生だった僕でも知っている大阪コンベンションの略であり、オープニングアニメ(下記参照)の飛び跳ねるバニーガールが有名である。この作品も一部でジャージを着た庵野秀明が素顔…

GOLDEN KAMUI[2nd season]〜蝦夷地第乱戦

「ゴールデンカムイ 第二期」をみた。北海道を舞台に走り回った物語も杉元の負傷によりひと段落。そしてアイヌの黄金をめぐって舞台はさらに北上。樺太に移る冒険譚。まだまだ不死身の男と青い瞳の少女の冒険は続くのであった。#白猫独りロードショー GOLDE…

Helter Skelter〜整形美女はお嫌いですか?

「ヘルタースケルター」を観た。世間では「人は九割が見た目で決まる」と言われている。しかし、同じ口で「人間の価値は中身で決まる」とも嘯く。ではどちらが正しいのだろう。きっとそれは表裏一体でどちらも間違いでどちらも正しいのかもしれない。そんな…

MOONFALL〜月は無慈悲な夜の女王

「ムーンフォール」を観た。「月は地球の唯一の衛星」という不自然な条件を元に「月は実はエイリアンの造った巨大な構築物」であるというアイデアをゴリゴリに進めた映画である。しかし、月が落ちる描写(地球の崩壊)が描ききれていないために、フラストレ…

Blade of the Immortal〜ダイハードな天命

「無限の住人」を観た。ハードボイルドな時代劇である。死ねない男をめぐる時代を超えた物語。でも、よくぞ原作漫画のタッチを残してアニメ化したと褒めてあげたい。無茶苦茶な時代劇だけど、殺陣をこれほど描けた作品もないだろう。#白猫独りロードショー …

Coupez !〜フランスでも止めるな

「キャメラを止めるな」を観た。仏版「カメとめ」である。ほぼ忠実なリメイクを良くぞ作ったと、まずは「très bien」と褒めてあげたい。そして、オリジナルでもリメイクでも共通するのはお笑いおばさんではなく、現場(映画)を、愛する報われないスタッフの…

ULTRAMAN〜しろがねの巨神兵

「シン・ウルトラマン」を観た。「エヴァ」シリーズで人の内面を描き、「シン・ゴジラ」で核と日本を描いた庵野秀明が今度は、「仲間」を描いている。仲間というのは宇宙の中の人類や異星人との交流だけでなく、人類と人類のバディ(相棒)という意味でもあ…

Mission: Impossible〜諜報活動も技術革新とともに

「ミッション:インポッシブル」を観た。往年のテレビシリーズ「スパイ大作戦」のリメイク第一作である。この時点ではトム・クルーズが主演であることしか決まってないとしか思えない節がある。その後のヒットでトムのスタントなしのアクションが売りとなる…

Before The Coffee gets Cold〜過去に戻りたいですか?

「コーヒーが冷めないうちに」を観た。もし戻りたい過去があるなら、どんなに難しいルールがあってもどんな代償を払ってもきっと戻るだろう。でも、僕には、いまのとこどうしても戻りたい時間なんてない。過去は変えられず、未来は変えられるから、そんな変…

Pacific Rim: Uprising〜アフター・カイジュウ・ワールド

「パシフィック・リム: アップライジング」を観た。やったぞ!僕らのイエーガーが帰ってきた。それも大作二作目の呪いを振り切って。イエーガーはよく動くけど、決して嫌味な技術だけじゃなく魂が入った動き。もちろん物語もパワーアップ&ハリウッドを裏切…

Monster Hunter〜僕は如何にしてジョボビッチ信者となりしか

「モンスターハンター」を観た。僕はなんでこんなにミラ・ジョボビッチが好きなんだろう。出会いは「フィフス・エレメンツ」のリー・ルーである。そもそも僕は強い女性(冨永愛、シガニー・ウィーバー)が好きなタイプ(リュック・ベッソン監督とは好みが一…

The Guard from Underground〜孤独のイヤリング

「地獄の警備員」を観た。人間は何に恐怖心を感じるだろう、おそらく自分の英解できないものに恐怖を感じる。そして、この映画の殺人鬼富士丸は理解されたいという意識さえもない。日本の会社は村とよく表現されるが、村に殺人鬼が現れたのがこの映画の本質…

Dr.STONE[STONEWARS]〜蓄積と信頼の科学王国

「Dr.STONE 第2期」を観た。ローマは一日してならず。科学も一日では成らない。気の遠くなるほどの積み上げた結果としてできるのである。そして、また友情も然り。そんな積み重ねの物語でした。#白猫独りロードショー Dr.STONE[STONE WARS] open.s…

Dr.STONE[1st season]〜チート科学vsチート武力

「Dr.STONE 第1期」を観た。見事な最終回でした。人類の謎の石化から崩壊した、人類の文明を一年で駆け上る千空の物語。「十分に進歩した科学は魔法と区別がつかない」という言葉通り今の我々の周りには説明のつかない技術が充満しています。それを…

NEVER SAY NEVER AGAIN〜イケてる薄毛の諜報員

「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」を観た。観客は007映画に何を期待して観るのか。 ゴージャスな美女とタキシードで決めたエージェント。美しい海と知的な敵。この映画には全てそれが描かれている。一歩間違えばセルフパロディになりかねないのを格調高い…

The Devotion of Suspect X〜哀しき四色問題

「容疑者Xの献身」を観た。誰かが誰かのために不幸になることが本当に不幸なのだろうか、不幸に見えることが不幸だとは限らない。解答できない方程式のような作品でした。#白猫独りロードショー The Devotion of Suspect X open.spotify.com ikuzuss.haten…

No Time to Die〜振り切れぬ追憶

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観た。この映画の欠点はこれでダニエル・クレイグが007を降板することのみです。そして、ダニエルボンドは愛に生き愛に死んでしまいました。最後のクレジットで「ジェームズ・ボンドは帰ってくる」と告げられますが、ダニ…