映画
「ファイナル・カウントダウン」を観た。「洋上で戦艦がタイムスリップ」するというアイデアのオリジナルとなる映画。そして同時に、アメリカ人にとってパールハーバーがどれだけ衝撃的だったか照明する映画でもある。#白猫独りロードショー The Final Coun…
「バトル・ドローン」を観た。戦闘のプロレイカー率いるスコードロンvsバイオドローンの先頭を描いたSFアクション映画。ドローンに人型を採用した理由などツッコミどころは多々あるが、現実(動画参照) はごく近いところまで近づいている。そういう意味でも…
「ピンクの豹」を観た。「ピンク・パンさー」シリーズ一作目。このシリーズは、ヘンリー・マンシーニのテーマ曲と冒頭のアニメーションとピーター・セラーズの代表作と言っていい。しかし僕にとっては彼は遺作「チャンス」の人である。今回もそれを確認した…
「僕のワンダフル・ライフ」を観た。猫は九つの魂を持つと言う。そしてこれは飼い主イーサンと何度も転生を重ねながらもイーサンを求めるベイリーの物語。犬目線で語られるそれはドッグいやーの問題で悲しくなると思いきや、犬を飼えない僕にはとんでもなく…
「フォー・ハンズ」を観た。最初は両親を殺された姉妹の復讐譚かと思っていた。しかし観続けるうちに、殺害現場を観た妹に対する、過剰なほどの保護を行う姉の執着を描いた複雑な姉妹の関係の映画ということがわかった。少しその関係を描くあまり、複雑にな…
「ディープ・コンタクト」を観た。最初は画像から怪物ものの映画と思っていた。しかしどちらかというと災害によって地図から消し去られた街の悲哀を描かれた映画だった。そういう意味ではちょっと肩透かし的な映画だったかもしれない。#白猫独りロードショ…
「モルグ 死霊病棟」を観た。パラグアイの事実を元にしているらしいが、何が怖いと言って、僕の暮らしている介護施設における生きている老人たちが物言わぬ死体のように車椅子で放置されていることである。そこには生命の躍動は存在しない。ちょうどしたい安…
「恋愛だけじゃダメかしら (What to Expect When You're Expecting)」を観た。数組の夫婦の妊娠と出産の関係を描いたコメディ、らしいが、どうしても出産などのナイーブな問題は文化的な要素が大きく、笑いどころがわからなかった。唯一確実にわかったことは…
「ムーラン 美しき英雄」を観た。美しき女性将軍ムーランを描いた映画。時系列はわからないが、おそらくディズニー映画の実写化であろう。そして描かれた女性ムーランは女性である前に将軍であることを運命でつけられた存在。歴史の中ではほんの一粒の存在。…
「7500」を観た。飛行機というものは空飛ぶ密室である。人々の様々な感情を乗せたまま飛行する。それは憎悪だったり悪意だったりする。#白猫独りロードショー 7500 ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hate…
「メン・イン・ブラック:インターナショナル」を観た。基本的にはいつものMIBシリーズなんだけど、いわゆるポリコレ問題によってちょっと切れ味が鈍っていることは否めない。僕は基本的に面白い映画が見られるなら主義主張には構わないと思っている。しかし…
「キュア ~禁断の隔離病棟~」を観た。この映画の八割はロケーションを含めた建物にあるのかもしれない。さらに謎の生命体の描き方が恐怖を呼ぶ。ラストの炎上する建物の前で踊る人々は、下手なゾンビ映画より恐ろしかった。#白猫独りロードショー A Cure …
「デッドヒート」を観た。男たちはなぜ戦うのか?それは金や名誉のためではなく。それが第二の本能だからである。#白猫独りロードショー DEAD HEAT ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com
「ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書」を観た。まずは、邦題をつけた担当者に猛省を求む。内容は保守r的な学校における少女?の自己開放を描いた学園もの。しかし日本人にはいまいちわからない宗教の「中絶の是非」や男女の付き合い方であ…
「シンクロニック」を観た。七分間しか使えないタイムトラベル。それを「たった7分」にするかに「大きな七分」にするかを決めるのか?大変面白い着想のSF映画出会った。#白猫独りロードショー Synchronic ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ik…
「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」を観た。犯罪をAIを含めたシステムで管理するシュビラ・システムを国外に輸出した場合を描いた映画。思考実験としては面白かったが、現在のロシア、イスラエルの状況を考えると、虚構は現実を越えられないと言わざる負えな…
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」を観た。前作があくまで自己紹介であり、お披露目であった。「毒をもって毒を制す」のコンセプト通りの戦争であるが、終盤の巨大ヒトデ怪獣の出現には思わず笑ってしまった。次はどんな活躍が待っているのか。…
「ブレット・トレイン」を観た。まずは、文庫本一冊とはいえ、伊坂幸太郎の複雑に入り組んだ原作を二時間のアクション映画にまとめたことに拍手を送りたい。そして原作を読んで無い人には原作を読むことをお勧めしたい。そしてもう一度映画を見てほしい。僕…
「UDON」を観た。人は人生に迷ったとき、必ず原点に立ち返る。それは故郷かもしれないし、人かもしれない。そしてそれはうどんというソウルフードかもしれない。これは人生に迷った人が原点から立ち上がる物語。#白猫独りロードショー UDON open.spotify.co…
「崖っぷちの男」を観た。高層ビルの上部で佇む男。彼は一体何をしているのか。それは自由への自己証明。命懸けの自己証明。そして彼は勝利する。自由の切符を手に取って。#白猫独りロードショー Man on a Ledge open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com i…
「ゲッティング・イーブン」を観た。日本には「子を持って知る親の恩」という諺がある。外国にそのような言葉があるかはわからない。しかしこの映画を観ると、同様の言葉はありそうである。どんな小悪党でも、子供前では何かしら思うことがある。そんな親の…
「ジュラシック・ワールド/新たなる」を観た。現代に甦った恐竜と人類の科学への過信を描いたジュラシックパークシリーズ最終章。とうとう世界中に散った恐竜たち。そして」、彼らと人類が共存できるか。それは人類が身をもって学んでいくしかない険しい道…
ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com 「ガール・オン・ザ・トレイン」を観た。車窓は残酷である。どんなに見えて手が届く距離にいようが、列車を止めることができない。それは列車が運命の別名で…
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」を再鑑賞した。もう三回以上は見ているはずである。しかし初めて見たときから不思議に思っていた。「なぜパート3の舞台が西部開拓時代なのかと」今回見直してなんとなく答えを見つけた気がする。それはアメリカ人の…
「レザボア・ドッグス」を観た。まさにタランティーノ映画である。豪華な出演人の「パルプ・フィクション」をタランティーノの代表作路するならこちらはタランティーノの「原点」と言えるであろう。ここから彼の映画が始まったのである。喋り過ぎる出演者た…
「トリプルX」を観た。肉体派ヴィン・ディーゼルの痛快アクション映画。こういう映画に言葉はいらない。そしてシリーズはインフレを起こしがちだが、しばらくは問題ありそうにない。#白猫独りロードショー xXx open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ik…
「劔岳 点の記」を観た。地図を作るためだけに、前人未到の劔岳を盗聴する人々を描いた映画。そかし、そこには何故か寓話性を感じる。特にルートは違えど、登山は登山。さらに調査隊の発券した修験者の遺品。きっとそれは人の人生と同じ。目的を失ってはいけ…
「SHAME−シェイム−」を観た。セックス依存症の兄と恋愛依存症の妹の共同生活を描いた映画。しかし私の読み取り方が悪いせいか、それぞれの依存症が何によって発症したのかわからなかった。そのため謎の映画としか思えない。最後は妹のリストカットで終えてし…
「プライドと偏見」を観た。いえSYURUイギリス貴族階級におけるラブロマンス。当時はまだ女性に財産の相続権がなかったことを知らないと、ちょっとわかりにくい映画である。#白猫独りロードショー Pride & Prejudice open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.c…
「ロスト・ボディ~消失~」を観た。こういう物語を「奇譚」というのかもしれない。空港を巡る設計技師ジェレミー、彼の二十年前疾走した妻と娘と名乗る少女。因果関係は崩壊。ただ鑑賞するのみ。終盤、画像の意味がわかったときにこれがホラーだと気づく。…