diseney plus

mystery of Desney plus〜もしくはディズニーの魔の手

2023.03.15 昨日無事?に解約できたディズニープラスであるが、解約直後と昨夜まではログインできた。今朝朝イチにスマホの画面を観てみると、ディズビープラスのアプリが削除されてない(自分で削除してないから当たり前)ちょっとアプリを起動する。 これ…

Flubber〜うっかりマッドサイエンティストの苦難

「フラバー」を観た。うっかり者だけど天才科学者フィリップ教授がひょんなことから発明したグラバー(フライング・ラバー)に振り回される姿を描くSFコメディ映画。最後には最愛(結婚式を忘れて染むくらい好きな)サラと結ばれる物語。#白猫独りロードシ…

Braveheart〜スコットランドの意地と覚悟

「ブレイブハート」を観た。社会の選択はなんとなく世界史にした。そんなことだから成績も良くなかった。だから、大英帝国の歴史は朧げにしか知らない。その朧げな知識もサッカーなどからの知識で雑学程度。さて、歴史物は知ってなければ面白みがない場合が…

Working Girl〜仕事と女と男と恋愛

「ワーキングガール」を観た。洋の東西を問わず「仕事」と「恋愛」を両立することは難しい。今作では燻り続けるテス・マクギリスが上司の居ない間に両立するために勇気を搾り奮闘する物語。#白猫独りロードショー Working Girl open.spotify.com ikuzuss.ha…

Flightplan〜空飛ぶ密室

「フライトプラン」を観た。潜水艦映画には名作が多いと言われてる。それと同様に飛行機映画にも名作が多い。それは身近にある状況で密室が作られるからかもしれない。そして今作は不穏な出だしから、搭乗後の娘のあり得ない失踪。さらに明かされる驚くべき…

Enchanted〜現実界の姫君

「魔法にかけられて」を観た。ディズニーによるディズニー作品のセルフパロディのような映画である。現実では突然歌を歌わないし、いつまでも幸せには暮らせない。中の人の薄々気づいている事柄。しかし、だからこそディズニーの存在意義があるのかもしれな…

National Treasure〜宝探しの価値

「ナショナル・トレジャー」を観た。僕には大変偏見に満ちているという自覚があるが、現代のアメリカ人には大きな二つのコンプレックスがあると思う。一つはベトナム戦争に対する贖罪のしようもなく、今でももがき苦しんでるコンプレックス。もう一つは建国…

Conan the Barbarian〜原初の筋肉

「コナン・ザ・グレート」を観た。日本では不思議と「ヒロイック・ファンタジー」というジャンルの人気がない。そしてこの映画はヒロイック・ファンタジーの生みの親ロバート・Eハワードの代表作「コナン」シリーズの忠実な映画化である。噂は色々聞いていた…

Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales〜海王の槍

「パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海線海戦」を観た。ジャック・スパロウ・サーガ最終章?だけあって大ネタ小ネタの伏線回収もバッチリ。日本では麦わら帽子が幅を利かせている。でも、やはり本場の海賊は一味違うと思わされるジャックと愉快な仲間たち…

Alita: Battle Angel〜鋼の戦闘妖精

「アリータバトル エンジェル」を観た。これだけ原作漫画にリスペクトした映画を観ると、日本映画の漫画実写化の安易さと出来の悪さを見せつけられるようで、哀しくなると同時に既に実写化された映画さえハリウッドで予算をかけてリメイクして欲しいと痛切に…

Tomorrowland〜可能性の王国

「トゥモローランド」を観た。最初はディズニーがデストピアものを珍しく作ると驚いた。しかし単純なデストピアものじゃなかった。デストピアになるかもしれない世界を変革する人々を描く作品だったのである。そういう意味ではディズニーの理念に沿うものな…

Never Let Me Go〜閉鎖されたこどもたち

「わたしを離さないで」を観た。原作をお読みの方なら原作との違いのなさに驚くかもしれない。つまり、原作と同じように合法的臓器提供のためのクローン体育成のためのヘールシャムという施設での子供達の生活を淡々とr描いているため、映画化の意味合いが薄…

Maleficent〜翼をなくしたフェアリー・ゴッド・マザー

「マレフィセント」を観た。基本的に「眠れる森の美女」は知らなかった。でも、童話とこの映画が違うのは作中のラストでナレーションで語っていた。そもそも「眠れる森の美女」という物語に疑問なところが多々見受けられる。いかに王子とはいえ眠っている美…

Ant-Man and the Wasp〜蜂の一刺し・蟻の一歩

「アントマン&ワスプ」を観た。駄作とは言えないと思う。僕がアヴェンジャーズ的エンターメン映画と肌が合わないと言うだけで。正直一作目「アントマン」の方が楽しめたと思う。こういうギミックで魅せる映画って飽きがきやすい傾向がある。例えて悪いが、C…

THE MARTIAN〜不屈の火星の開拓魂

「オデッセイ」を観た。火星探査中のマーク・ワトニーと救助する人々を描いた物語。どんな困難にも負けず生き抜こうとする姿に人は感動するのである。そして同時に、現在縮小気味の宇宙開発は国のためでも個人のためでもなく人類の種としての威信をかけた戦…

Solaris〜心の鏡

「ソラリス」を観た。「人間」とは何か「遺伝子」、「記録」さまざまな因子があるだろう。この映画ではあえて「記憶」に焦点を絞っているかもしれない。そして愛する人の記憶が一緒であるかどうかが問題になっているのであろう。そこに現れる葛藤こそ人間と…

Alien: Covenant〜暗黒遺跡

「エイリアンコヴェナント」を観た。「人はどこから来たか、そしてどこに行くのか」この根源的な質問に対するリドリー・スコットのひとつがこの映画である。誘蛾灯に惹き寄せられるようによってくる人類を嘲笑うように餌食にしていく生命体。「人類は滅びゆ…

BIG〜大人も子どももつらいよ。

「ビッグ」を観た。「少年の心を持った」と言う褒め言葉がある。ひょんなことから十三歳の少年ジョシュが大人になってしまうちょっとほろ苦いファンタジー。少年は背伸びをしたがるが、キャビアの味がわかるまで大人の階段を一段ずつ登っていかなければいけ…

Prometheus〜創星記

「プロメテウス」を観た。エイリアンのリドリー・スコットが凶悪なモンスターと成り果てたエイリアンの謎解きを図った作品。しかし作品は難解というか単純な答えを提示してくれない。ここで分かったことを列挙する。 ・人類はエンジニアと言う存在によって作…

Surrogates〜人型の呪縛

「サロゲート」を観た。最近同じような傾向の映画を観ている気がする。いわゆる「人間性の喪失」に対する警鐘を示唆する映画である。では人間性とはなんであろう?作中の台詞で「過去には戻れない。今に合わせるしかないんだ」と。人間性が喪失した世界はそ…

Alien: Resurrection〜遺伝子との闘い

「エイリアン4」を観た。エイリアン・サーガもしくはリプリー・サーガもこれで一区切り。最終形態?のニューボーン・エイリアンによって卵生から胎生まで進化したエイリアン。これが最後とは限らないかもしれない。そしてエイリアン・サーガはまだ続く‥‥#白…

Commando〜娘を諦めない筋肉パパ

「コマンドー」を観た。みんな大好きコマンドーである。「コナン・ザ・グレート」で銀幕にデビューした、アーノルド・シュワルッツェネッガーが着々とキャリアを積んでいき「ターミネーター」でブレイクする寸前の映画である。一昔前は映画といえば九十分で…

I, Robot〜三原則と夢みるロボット

「アイ,ロボット」を観た。アイザック・アシモフ「われはロボット」原作。僕の記憶通りならほぼ原作通り。それだけに人間性への問題点とアシモフの先見性を感じる。僕は介護施設で暮らし、日々認知症の人々を観察し、自らも高次脳機能障害という障害を抱えて…

Alien³〜内なる絶望

「エイリアン3」を観た。今までのエイリアンと言うとひたすらあの骸骨のような強大な敵に対峙する怖さであった。しかし今作はリプリーの中に潜むクイーンエイリアンとの内がらからの恐怖との戦いであり、それは新たでより強い恐怖かもしれない。#白猫独りロ…

Starship Troopers〜群生宇宙昆虫討伐記

「スターシップトゥルーパーズ」を観た。ヴァイオレンスでグロテスクな愛すべき馬鹿映画である。しかし、こんなおバカ映画にも原作小説が存在する。しかも知的な巨匠ロバートAハインラインの名作「宇宙の戦士」。作中の「機動歩兵(パワードスーツ)」が日本…

Crimson Tide〜水面下の冷戦

「クリムゾン・タイド」を観た。なぜ潜水艦映画は傑作が多いんだろう。まず、潜水艦という密室状態が緊迫感を出しているからだろう。次に、水面下の出来事が目視できないためだろう。そしてこの作品では老いて頑固な白人艦長とインテリで優秀な黒人副長とい…

Star Wars: The Rise Of Skywalker〜光と翳

「スターウォーズルークスカイウォーカーの夜明け」を観た。スターウォーズ・サーガ最終作。実は唯一この作品だけ劇場で観ていない。脳溢血の病床で夢に見るほど焦がれた作品である。これでルーカスの構想が終わったわけだが、ほぼ毎日通しで時系列で見て分…

The Jewel of the Nile〜女性の掌

「ナイルの宝石」を観た。ヨットに乗って港をめぐる旅もいいかもしれない。でも人生に飽きが来たとき、人が求めるのは冒険かもしれない。冒険家(今ではヒモ)ジャック・コルトンと女流ロマンス作家ジェーン・ワイルダーに必要なものは日々の安定じゃなく冒…

Star Wars: The Last Jedi〜萌芽への継承

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観た。まずは言いにくいことから言いたいと思う。まさかサーガの終盤になってジャージャー・ビンクスを上回る嫌われ者が登場するとは思わなかった。しかも正義の陣営から。その名はローズ(当初はチャイナマネーによ…

Broken Arrow〜拳と核弾頭

「ブロークン・アロー」を観た。まず重要な点を。(僕が見落としたのでなかったらジョン・ウーの監督作品だが鳩は飛ばなかった。大昔劇場で見たときには、ラストのトラボルタの死亡シーンしか印象がなかった。今回見ると冒頭のボクシングシーンが最後まで伏…