「老人 Z」を観た。
「ストップ!ヒバリくん」NO江口寿史のエロポップなキャラに大友克洋が監督をするこの映画は、日ごろ周囲に、認知症を患った老人に囲まれた僕には
関係ない話ではなく、むしろ、持ちたくないけれど、深刻な問題を孕んでいる映画である。老人問題というと攻殻機動隊SACの「貴腐老人」のエピソードを思い浮かべる。
この映画を見てる最中にもどこかで老人の叫ぶ奇声が聞こえてくるくらい、僕らが認知症になるころには、」まちがいなく僕らはPC漬けでコミュニケーションも何もかもネットとかに依存してるのは間違いない。介護ロボット(ベッド)から助けを呼ぶ老人は、まさにゾンビ映画で「殺して」年を懇願するゾンビのようで、認知症の恐ろしいところは、徐々に人間が壊れていく過程が、目に見えるからで、いつかは自分もあんなふうになってしまうのではないかという恐怖のせいである。#白猫独りロードショー【追記】ナースがデニーズのメニューに見えるのは、江口寿史の仕事の選び方のせいです。【追記】 2 大友のメカデザインと医療器具の親和性はとても高く感じます。【追記】 3 介護施設なんて、ていのいい認知症老人ホームですからね。