「フェリスは、ある朝突然に」を観た。
冒頭から、実に(当時流行りの)MTVチック。「ヨーロッパ人が社会主義でもコミュニストでも、僕が車を持ってない事実に変わりはない。」なんて台詞がその頃のノンポリ高校生の本音です。晴れた日に学校なんて言ってられるかと、ズル休みを決め込むフェリスは、健康優良(ちょっとだけ)不良少年なので、パソコンを使って出席日数をいじることなんて朝飯前で、逆ホームアローン状態を満喫。この映画は主演のマシュー・ブロデリックのパーソナリティに依存しているが、このような等身大の若者の姿を演じるのはその後の、マイケル.Jフォックスの登場まで待たなければいけない。パレードの中心でTWist&Shoutを歌うアメリカの若者は現代のナイーブな若者にとっては、光輝くアメリカの夢みたいな存在なのかもしれない。白猫独りロードショー 【追記】マシュー・ブロデリック氏は現在もハリウッドで活躍されているそうです。(僕より4歳下)
【追記】 2 若きチャーリー・シーンがヤク中の不良役でカメオ出演してましたね。
【追記】フェリスの彼女はちょっと薬師丸ひろ子に似てますね。