he Great War of Archimedes〜組織の構造的欠陥

アルキメデスの大戦」を観た。

まず、一番に感じたのは、機械図面と建築図面の差はあれど、図面を舐めるなということ、もちろんフィクションなので誇張はあるでしょうが、戦艦の見取り図と巻尺の計測程度sw関さんをできるとは思わないで欲しい、観る前はもっと平坦部分での数学の有用性でも示すかと思っていたのですが、どうやらもっと戦艦自体の数字を追い求めているようで、果たしてこれでいいのかと思ったところ、大阪にて積算根拠を見つけるが、ギリギリまで急いだ積算根拠から係数を割り出し、本来の予算を突き止める。この映画に限らず、日本の不幸な点は経済学を文系の範疇に組み込んで、決定権を持つ役職に理系がいないという組織構造にあり、作中の巨大戦艦の欠点のように、フェールセーフという思想に欠けている点にあると思わざる点にあると思う。

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he Great War of Archimedes

open.spotify.com【追記】終盤の流れから実際には「風立ちぬ」〜「蒼き鋼のアルペジオ(伊401)」へと続いていくのが興味深いと感じたのです。

【追記】2もし数学の天才がいたなら、弾道計算と測量術の精度を上げるべきだと思うのは無粋ですか?