STAR TREK INTO THE DARKNESS〜人間の優劣と真価

スタートレックイントゥザ・ダークネス」を観た。

宇宙大作戦の頃から思っていたのが、惑星連邦ってあくまでも上から目線で行動していることで、それはスタートレックになっても変わらないし、きっとキリスト教の伝道師と同じ行動なんだろうと持ってしまう、連邦に所属していない惑星を未開と断定して啓蒙しようとする意識が、透けて見えてしまう、その一方でスターウォーズは勧善懲悪の世界観で、あくまでもエイリアンはモンスター扱いでそれも偏った考えだが、世界観的には、帳尻は合わせている。そしてこの映画は「カーンの逆襲」のリメイクのですね。カーンの存在は人類を超越したものなので宇宙連邦は予断を許さぬ対応を求められる結果となった。カーンという上位の存在に果たして宇宙連邦はどのような対応ができるのか、それがこの映画のテーマの一つと言えるのではないだろうか。人類が下位の存在だと思い知る時の対応こそ人類の価値だと言えるのではないだろうか。

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STAR TREK INTO THE DARKNESS

open.spotify.com【追記】スタートレックも論理的な解決法を模索したりもしますが、最終的には肉弾戦に頼ることも多いんですよね。(それも魅力の一つなんですけどね)

【追記】2 勇気と蛮行は紙一重ですけどね。