DEVILMAN〜日本映画の暗黒歴史構造

デビルマン」を観た。

この映画を見るために勇気を振り絞った、映画で例えるなら、インディ・ジョーンズ魔宮の伝説でムカデやいろんな蟲が蠢く穴の中に手を差し込むような、だから、事前にyoutubeで下調べ(度胸試し的なアレ)で耐性をつけようとしたわけであるが、なぜそこまでしてみなければならないのかという疑問に対しては、批判ができるのはみた人だけというスタンスで居たかったワケが大きいと思う。それと動画配信では現在Hulu(現在トライアル中)だけがこの映画を観られるというのもあったのである。観るに際して気晴らしにホットウォッカティーなどを準備して対処したのである。さて1時間55分、僕は耐え切れるでしょうか?若手俳優の感情移入できない演技や棒読み台詞は覚悟していたけど、「あぁおれデーモンになっちゃったよう」はある意味迷台詞か(笑)2020年現在、Huluだけが見放題タイトルで他のVODではレンタルで300円前後かかると思うと、泣けてきます、それから冨永愛推しの僕としては、鱗手袋、鱗ブーツ、羽帽子だけでシレーヌを表現しようとしたスタッフを絶対に許さない、その中ではアーティストの寺田克也デザインのデビルマンのクリーチャーデザインだけは、もっと評価されてもいいと思う、そして何が悲しいかと言って、大まかなストーリーは原作準拠ということであり、

そして一番恐ろしいのは人間だということと地球の支配者は人類なんかではないというテーマを語れないDEVILMANには意味がない。この映画が駄作なのは、10億以上かけて、思い切って出したミキちゃんの生首シーンもレーティングのせいか、力不足か、全く衝撃的でない、10億もかけて、そこそこがんさっていたのに、こんな映画しか作れなかった日本映画の絶望感にあるのかもしれないデビルマンと009のラストシーンは漫画界の聖域だったので汚されてしまったとしか感じられないのでした。#白猫独りロードショー

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原作のミキちゃんの生首シーン



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DEVILMANby寺田克也

youtu.be 「HAPPY BIRTHDAY DEVILMAN」

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【追記】監督と脚本、プロデューサーは時計仕掛けのオレンジの強制構成機械で、自分たちの作ったこの映画を観続ける罰がふさわしいと思う。

【追記】2 興行収入が5.2億もあったのが切ない、劇場で観た観客はどんな感想を抱いたのだろうか。

【追記】4路ロサンジェルスの映像のロケ地(地下駐車場)は東映も関係のある大泉OZ(小津安二郎のオズ)に間違いないと思います。

【追記】5 エピソードとして永井豪の短編「ススムちゃん大ショックが取り入れられていたので、長い業をおろそかにしていたわけではなさそうですね。

【追記】6 神父役と新聞を読むおじさん役で原作者永井豪が出演してましたが、温和な顔立なんですよね。

【追記】7 デビルマンとバイオレンス・ジャックは、ジョージ・ミラーとデヴィット・フォンチャーで実写化お願いします。

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