The strongest of humankind SWeetheart〜

西尾維新「人類最強のSWeetheart」読了。

ヴェネチアに続いての再びの人類最強シリーズ第四段の短編集、閑話休題、金融緩和、文字遊びも愛も変わらず奮ってますね、「人類最強のlove song」では音楽というものに対する見識と見解が啓蒙されているのでした。

「人類最強のXOXO(キスハグキスハグ)」では昆虫食という社会的問題を虫のいいことに小説の贖罪にされているのでした。また、八九寺真宵がチラ見してきたのはラララギさんでなくとも神魔見たとツッコミを入れたくなりました、なんだよっ髪魔って(苦笑)

「人類最強のsweetheart」では、懐かしや戯言シリーズが絡んできて絡んで切って、クビキリサイクルを読み返したくなったり、ならなかったりしたものです。

「人類最強のJUNE BRIDE」は「人類最強のsweetheart」とついになる短編これもクビキリサイクルがわからないと理解できたりできなかったりする短編で、親切なのか条件が厳しいのか判断に迷うところ、十全ですね。最幸に最高でした。#白猫Bookreview

「人類最強のPLATNIC」では、若い芽を摘むから摘んでれには目から鱗気分(聖書の関連言葉だって知ってました?)そして、隠館厄介まで出すサービス精神には、頭が下がります、車椅子から落っこちてしまうくらい、「冤罪なので最速の忘却探偵を読んでください」は出てこなかったのは片手落ちという下半身麻痺というか(それは僕です)

「人類最強のHoneymoon」では、予告編が繰り出されつつもこれで人類最強シリーズが完結かと思うとちょっと哀しい気分です、哀川潤なので。ど

【追記】講談社のベルなのに、文庫本かと思ったのは、京極夏彦他の講談社のベルに比べて妙に薄い(約10mm)だったからなのです。

【追記】2 完結はこの本じゃなくて、先に読んでしまった「人類最強のヴェネチア」の方でした。

 

 

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The strongest of humankind SWeetheart

 

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