トネ・コーケン「スーパーカブ(5)」読了。ナイナイ尽くしの少女小熊さんに大トラブル。カブで事故を起こし、入院生活。そして女性用の大部屋は姦しく子勢揃いの女の園。しかし、不屈の小熊は日常とカブを取り戻すためには労を惜しまない。カブのエンジンのように動くところは動かし、動かないところは治していくだけのこと。親友椎は受験と決意表明を込めて走り出す、水色のリトル・カブで。そんな少女の姿を見せつかられたなら、こちらも(おじさんだけど)頑張らなきゃいけないわけです。#白猫Bookreview
【追記】一点惜しい部分があるとすると両足複雑骨折の少年を車椅子からバランスを取れないうちに自走させたことだけ。