L'Étranger〜地の果ての太陽

カミュ窪田敬作訳「異邦人」読了。この作品は大きく二部に分かれている。ママンが亡くなり埋葬する第一部とその後の殺人と法廷の様子の第二部である。ここで主人公ムルソーは自由人である自分と死刑囚になった自分の乖離に悩みつつもある種の諦観とも達観とも言える心境に到達している。有名な「太陽のせい」で殺したとIU以前に外界にいる時から彼は異邦人なのである。それは、社会に組み込まれていないとか、貧困のせいではなく、容易く死刑を受け入れることのできる精神性において異邦人なのである。#白猫Bookreview

L'Étranger

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