「トランセンデンス」を観た。冒頭でエコ・テロリストが科学者を「科学の奴隷」と罵り」銃撃を繰り返す、一方映画の序盤では量子コンピューターによって構成された人工知能に科学者が問う、「君に自我はあるのか」と問い、コンピューターは「あなたに自我を証明できますか」と返す。この映画はこういう自我≒魂≒人間に持っていこうとしたのかもしれないが、僕の意識は人工知能の働きによって目の見えるようになった釘付けである。映画のテーマと外れているのだろうが、科学の奴隷になる程度で身体は治るのなら奴隷でも、魂を売ってでも身体を元に戻してほしいとしか考えられなかった。つまり主義主張なんてどうでもいいから科学が進歩してほしいということである。＃白猫独りロードショー
