RAINBOW ROAD〜虹の根本

栗本薫[GUIN SAGA38]「虹の道」読了。ほとんど基本的にリンだとアルド・ナリスのロイアルウェディングの話である。しかし重要なのはケイロニアのグインの動向(姫のピンチ)とマリウスの再登場の意味である。個人的には「煙とパイプ亭」をはじめとする庶民の話と王族(貴族)の格差に目を惹かれたのである。オリーとゴダロが出てきただけで涙が出るほど(実際に泣きました)嬉しく感じたのです。彼らの存在がグイン・サーガを他の小説群と分つものかもしれない。#GUIN SAGA#白猫Bookreview

RAINBOW ROAD

【追記】あとがきを読むとその後の栗本薫の運命を感じて辛く感じます。