Shot in the Heart〜モルモン教と家族の肖像

マイケル・ギルモア村上春樹訳「心臓を貫かれて」読了。端的に言って、大変怖い本である。人が如何に人を壊すことができるか。僕も離婚の際にその一端を見た気がするが、アメリカにおけるモルモン教と人々の生活を僕らが何も知らないか。本書はそれを実に克明に描いている。「訳者あとがき」にあるように本当に怖いのは生きた人間であるということを心に刻まれたのかもしれない。

Shot in the Heart

 

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