「ウォーリー」を観た。単純作業を命令されたロボットが、荒廃した地球で同じ作業を繰り返し続けるなんて、まるで手塚治虫の「火の鳥」みたいじゃないか。おそらくストーリーの一部の参考にしていると思われるが、こちらは遥かにオプティミスティックな結末で終わる。地球から脱出して宇宙の果てを延々と旅し続けるシドニアとどちらがデストピアなのかは一概には言えない。それから反乱した宇宙船のコンピューターを止めるところで「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れるのはやはり2001年宇宙の旅」へのオマージュなんでしょうね
#白猫独りロードショー