Do Androids Dream of Electric Sheeps?〜空っぽの屋上

フィリップ・K・ディック浅倉久志訳「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」読了。今まで読む機会はあったけど、なんとなく勿体無いような気がして未読のままでした。もちろん映画と内容が違うのはわかっていました(タイトルの「ブレードランナー」でさえウィリアム・バロウズからの借り物)。しかしここまで違うのには困惑を隠せません。まずデッカードが妻帯者である点。そして地球が「マーサー教」という宗教が蔓延しており、さらに繰り返し描かれる生き物と非生物との差異に関する描写。さらにラストのバットエンドとも言えない、不思議な読後感。とんでもないものを読まされたような気がしました。#白猫Bookreview

Do Androids Dream of Electric Sheeps?

 

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