Feeling is too much Sauce〜昭和軽薄体は伊武 雅刀都島冴子の声でお願いします。

椎名誠「気分はダボダボソース」読了。実は椎名誠との出会いは文章じゃなくラジオであった。当時NHK FMで「ふたりの部屋」というドラマ番組?があり、僕は熱心なリスナーだった。そこでこのエッセイの第四章「日本の異様な結婚式」を伊武(デスラー総統)雅刀と新進気鋭の若手女性声優島津冴子の掛け合いのようなトークをやっていた。とにかくそれが面白くて面白くて一発で椎名誠の名前を記憶したのである。中身は昭和軽薄体の代表のエッセイであり、いま読むとコンプライス的にヤバそうなものであった。時代にはそれぞれを代表するエッセイシストが出てくるが、椎名誠はまさに「昭和」を代表するエッセイシストであると言えるかもしれない。#白猫Bookreview

Feeling is too much Sauce