2023.10.22
本日は新潟県庁の採用選考考査。以前の就職説明会に続く就活活動。
前日は何度目かの「シン・ゴジラ」を鑑賞。いい映画に思わず闘志が湧き出る。
緊張したためだろうか普段より早く目が覚めてしまった。
いつもなら撮り逃す朝の電車が撮影できる。
血圧も高め。
普段でも高い血圧がさらに高くなったのかもしれない。
気合を入れるため、いつもの納豆卵かけご飯にさらにワサビふりかけをトッピング。
あえて平常心を保つため日課の小説の第三稿目にかかるが、いまいち気分が乗らない。
しかし書き直している原稿は五十四枚を超えて、百枚以上の初稿を取り戻しつつある。
準備万端で予約のタクシーを待ち侘びる。
久しぶりの外気に触れると、冷ややかな外気に思わずない襟を立てたくなってしまう。
同時に秋が来たことも。
本日は今秋一番の冷え込み。名も知らぬ山を望むとうっすらと初冠雪らしき白いものが見えた。
途中コンビニでランチを調達。三十分ほど県庁に到着。
考えてみると初めての新潟県県庁。墓石と評される県庁もそこそこ立派で背筋を伸ばす。
待ち構えた案内人に五階の試験会場に通される。試験開始間際でも会場には僕を含め二名だけ。
とりあえず障害者の重要なタスク、トイレの確認を済ませる。
垂直バーが使いづらい方向なのはこのときに確認していたが、その後の悲劇までは予測できなかった。
必要以上に立派な腰壁に眉を顰めつつ、会場に戻り筆記具を準備。ここでデジタル腕時計の時間が狂っていることが発覚するアクシデント。焦りつつも監督者に相談すると、適宜教えてくれるとのことで一安心。〇九四〇時から午前中の一般教養に挑む。
けっこう手強い問題に、「高校生の方がわかる」だろうと思いつつ、ほぼマークシートを埋めたころ、副交感神経を刺激されたためか、いわゆる「本屋に行くとトイレに行きたくなる」の法則が発動。五分以上時間はあるので急いでトイレに漕ぎ着ける。
しかし微妙に狭いユニバーサルトイレ母入り口に車椅子を引っかけながら、なんとか着座。ここでバーの位置が問題になった。踏ん張ろうとしてバーを握りたいが、利き腕の逆にあるから自分の体が邪魔で握りにくい。苦肉の策でサイドのU字型バーに掴まり完了。急いで会場に戻ると、「あと二十秒」の声。最後の数問は問題文も見ずにマークシートを埋める。これで午前中の考査終了。お昼のチキンカツサンドとバナナオレをいただく。ジャスミンティーで喉を潤していると、午後の考査の説明。
気がつくと農業分野と思われる初老の男性がいなくなっていた。
一般教養考査の試験で諦めたのかもしれない。
一二五〇時「適性検査」が開始される。いわゆる性格診断のようなもの。真面目に受け取ると「障がい者を馬鹿にしているのか」と思われる設問が散見されるが、そこは大人の対応。一三四〇時「専門分野」考査が開始されるが、建築系には聞いたこともない問題が多く苦戦。終了前にたっぷり時間のあることを確認して、再びトイレに向かう。
用を足し、今度はゆっくり問題を見返すと、解答漏れと、まとって保留にしていた問題に回答して、一息ついたところでタイムアップ。会場の窓から写真撮影などをしてタクシーにて帰宅。夕食をコンビニで購入。食後に映画を観て早めに就寝。
翌朝珍しく寝坊。
血圧は昨日より低め。おっとりブログを書いて荷物を整理すると夕食を買ったときのどら焼きが出てきた。糖分をとりつつコロナワクチン接種を待つ。
総括としてはデータ入力の仕事にあのような考査が必要かと疑問に思いつつ、「これが日本のお役所仕事」とも思った。結果はわかりませんがやり切ったことが今後の活動に生かされるかもしれません。
結果は十一月初旬に判明。#白猫日記
【追記】やはりセブン」イレブンのATMは改悪はされてませんが車椅子には使いづらいのは変わりません。
【追記】2 ユニバーサルトイレで便座が上がったまま間、しかも流してないとやりきれない怒りを感じます。
【追記】3 試験のときは、高い時計にするか、アナログ時計にしたいと思います。
【追記】4 百均とはいえ自国が狂ったまま打っている時計があることには驚きです。