DUNE〜高校教師の怪演

「デューン／砂の惑星」を観た。

この映画は僕が高校生のころ見たいと望んでいたけど、その頃の新潟の片田舎では公開される見込みもなく、毎月熟読していたSFヴィジュアルマガジンで穴の空くほどスチール写真を眺めていたものである、もちろんロックファンでもあった僕らにはスティングの出演にも心惹かれていたのだが、シネコンさえもない地方都市では見る方法さえないカルト映画だったのである、もちろん原作も読んでその中世貴族社会とハードSFの融合した世界観にも憧れてほぞを噛むのであった。小学生以来の親友と本屋で肩を並べて同じ雑誌を並んで読んだものである。この映画はそんな地方のSF少年たちの30年以上を経て鑑賞できた映画であり、フェイド役のスティングのいかれた演技が見られただけで僕らは幸福を感じてしまうのでした。＃白猫独りロードショー

DUNE

open.spotify.com【追記】実は何度か東京の名画座やオールナイトで見る機会もあったのですが、こんな風NIMACの画面で見るのも悪くはありません。

【追記】2 TOTOのサントラも最高です。