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Pacific Rim〜ワルイカイジュウヲタイジシヨウ!

「パシフィック・リム」を観た。この作品には素晴らしい点がいくつもある。まずハリウッド映画のお約束のミッション成功後に男女が熱烈なキスと抱擁で大団円にしなかったこと。そして怪獣と巨大ロボットが戦うという素材をわかっている監督に大予算を渡して…

STEINS;GATE〜ドクペは選ばされた人間の飲む知的飲料です。本当にアリガトウゴザイマス。

「シュタインズ・ゲート」を観た。狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真は語った「人生はやり直しが効かないからこれでいい‥‥」と、そして幼なじみのマユシーは否定した「オカリンは諦めない人なのです」そう、だから人は諦めず何度でも何度でもやり直し…

Altered states〜進化と愛と羊水と

「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」を観た。正直、不完全燃焼感が強い。この映画がどこに着地点を定めたのかさっぱり読めなかった。精神から肉体の影響なのか、超常現象なのか、愛の話なのか。少なくとも原初の生命から人体実験により進化していく姿を…

THE DAGGER OF KAMUI〜アイヌ活劇譚

「カムイの剣」を観た。昔の映画故の表現の古さは多少感じますが、活劇の面白さは変わりません。蝦夷の忍びの話に始まり、アメリカ大陸に舞台を移し、キャプテン・キッドの隠し財宝、果ては戊辰戦争へと続く話が面白くないわけがありません。角川映画のアニ…

A Place Further than the Universe〜南極と呼ばれた女子高生、ね!

「宇宙よりも遠い場所」を観た。女子高生アニメの極北(舞台は南極ですが)のような作品。亡き母の眠る南極を目指し、友達ができ絆もでき、そして目的も達成できた。最後の母からの添付メールには、ボロ泣きでした。#白猫独りロードショー A Place Further …

American Beauty〜薔薇の虚像

「アメリカン・ビューティー」を観た。アメリカ版家族八景(筒井康隆)だと感じた。しかし内容はより血生臭く、アメリカの病巣を描き出している。#白猫独りロードショー American Beauty open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com i…

chu-2 byo demo KOI ga shitai〜ウユニ湖は厨二聖地

「中二病でも恋がしたい!」を観た。観ていて痛い痛すぎます。でも、少なくともものを作る人間で中二病と反抗期を経由しなかった人間はいないと思う。それは創作というものの自意識と自信を表するものだから。#白猫独りロードショー chu-2 byo demo KOI ga …

Beyond the Boundary〜血流の世界

「境界の彼方」を観た。アニメとは動きである。クオリティに定評がある、京アニがバトルアニメを作るとこうなるというサンプルがここにある。そしてこれはとてもいいものに出来上がりました。#白猫独りロードショー Beyond the Boundary open.spotify.com i…

Bicentennial Man〜三原則遵守

「アンドリューNDR114」を観た。高度に進歩した科学は魔法と区別がつかないとするなら、高度に進化したアンドロイドは人間と言っていいのだろうか。そこに区別は存在するのだろうか。#白猫独りロードショー Bicentennial Man open.spotify.com ikuzuss.hate…

THE MOBILE POLICE PATOLAOR ON TELEVISION〜押井守と愉快な仲間たちの予言

「機動警察パトレイバー ON TELEVISION」を観た。 ゆうきまさみの漫画版は読んでいたのですが、TVアニメは初見です。香貫花クランシーが井上セイラ遥なのは見事なキャスティングイングラムの動きが、トップを狙えの訓練機と似通っているのはやはり時代の妙で…

THE GREEN MILE〜世にも奇妙な死刑囚

「グリーンマイル」を観た。三時間を超える映画と思わせないのは流石のストーリーテラースティーブン・キング原作。特にMr.ジングルスと死刑囚コーフィーの最後の言葉には思わずボロ泣きを止められませんでした。きっとロードショーで観ていたらその年のベス…

American Graffiti〜米国の良き時代の残滓

「アメリカン・グラフィティ」を観た。この映画に出ている人々はその後のアメリカと世界の運命を感じ取れることはなかっただろう。まさに、ウルフマン・ジャックのDJのように世界は明るく悪くなる予兆もなく、大排気量の燃費の悪いでかい車を乗り回して、そ…

E.T.〜虹と望郷の異星人

「E.T.」を観た。劇場で観て以来初めて観たと思う、それはあの感動が劇場という環境によるものだったという恐れを感じていたのかもしれにけど、今回観て全くの杞憂だったとわかって安堵した救急車での復活(多分イエス・キリストの復活へのオマージュ)も…

K-ON!〜京都の新軽地場産業

「けいおん!」を観た。「ハルヒ」と同じく初めてちゃんと観ました。単なる萌えアニメに流されずに傑作となったのは前編を通じて「音楽っていいよね(もちろん女の子も)」というテーマが一貫しているからだと思う。#白猫独りロードショー K-ON! open.spot…

The Melancholy of Haruhi Suzumiya〜王道ラノベと無口な長門有希

「涼宮ハルヒの憂鬱」を観た。恥ずかしながら(?)初見である。流石に面白かった。誰もが憧れるかもしれない高校生活を山盛りで目一杯楽しんでいる。きっと誰もが(少しだけ)こんなこといいなと思うかもしれない、ある意味ドラえもんのような上質なフィク…

Stand by Me〜先の見えな未敷設の線路

「スタンド・バイ・ミー」を観た。青春というのが、少年少女のものだとするなら、この映画はきっと青春映画じゃないと思う。ここで描かれているのは席の見えない不安をそれでも打開する人間の物語だから、定番となり、心惹かれるのだと思う。#白猫独りロー…

Gremlins 2 The New Batch〜ハルク・ホーガンの無駄使い

「グレムリン2/新・種・誕・生」を観た。そもそも前作の「グレムリン」がアイデア一発のB級映画だったのが、開き直ったのか、オープニングクレジットから、懐かしいバックスバニー登場、さらにメタ構造を入れたことで、逆に見事なB級映画になったような気がす…

The Goonies〜シンディ・ローパーは永遠に‥‥

「グーニーズ」を観た。公開当時劇場で見たときは、確かに楽しめた記憶がある。でも今、大きく対象年齢を外れてみると、劣化版子供インディ・ジョーンズとしか見えず、残念ながらシンディ・ローパーの曲しか楽しめなかった。それとも今でも子供たちがみると…

Humanity Has Declined〜人類の末路とメルヘンと妖精さん

「人類は衰退しました」を観た。この作品の肝は人類が絶滅したのではなく衰退してもしぶとく生きていることにある。あくまで妖精さんの可愛さはオマケのようなものであり、ブラックユーモアと文明批判が渾然とした素敵な作品である。#白猫独りロードショー …

Gremlins〜クリスマス・小鬼キャロル

「グレムリン」を観た。この映画にはいくつかの教訓が含まれている。まず、取説を遵守すること。かわいいものにも棘があること。そして、いつまでも下手な夢を見続けないこと。最後にペットを飼うことを甘く見ないこと。良い子はこの映画を真似しないことで…

WATCH MEN〜スマイルマークと愉快な仲間たち

「ウォッチメン」を観た。なぜこの映画がアヴェンジャーズのようにヒットしなかったのか。社会の変化につれてヒーローも変化を余儀なくされる。でも、観客はいまだにヒーローが変化して、現実の変化を直視するのを恐れているのかもしれない。もう、赤いマン…

Heavy Metal L-Gaim〜同士と恋愛脳と王朝の末裔と

「重戦機エルガイム」を観た。これが本当に富野作品なのかと疑いたくなるくらい酷かった。敵も味方も行動原理が恋愛脳。物語もヤーマン王朝とか、面白くなりそうなキーワードが散見されるのに背景の説明が皆無だから最後まで面白さがわからなかった(ZZほど…

Chungking Express〜台湾天然色

「恋する惑星 レストア版」を観た。初ウォン・カーウェイである。独特の色合いを眺めるうちにいろんなラブストーリーが過ぎてしまったという感じがする。#白猫独りロードショー Chungking Express open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenab…

Clear and Present Danger〜合衆国の威信と恐怖

「今そこにある危機」を観た。国が守るべきものはなんだろう。それは時代により変わっていく。それが国である時もあれば、白い粉であるかもしれない。そしてどこまでを守るべきなのか。トム・クランシー原作によるリアリティ溢れる新しい脅威とそれと立ち向…

DREDD〜世紀末警官伝説

「ジャッジドレッド」を観た。無法な世界で法を失効する者はどこまで許される存在なのか。そして誰がその存在を断ずることができるのであろうか。#白猫独りロードショー DREDD open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hat…

V for Vendetta〜仮面と都市伝説と真実と

「Vフォー・ヴェンデッタ」を観た。テロリストが仮面という記号と匿名性を得たときにそれに抗うことはできはしない。それがいいか悪いかは別として。#白猫独りロードショー V for Vendetta open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.co…

WITCH CRAFT WORKS〜姐さん魔女は魔法の杖を使って探せ!

「ウィッチクラフトワークス」を観た。とにかく賑やかな作品、なんせ塔の魔女・工房の魔女合わせて数十人のキャラ立ちした魔女が好き勝手に騒ぎ回るものだからよく収集できたと感心するくらい。僕は姉属性も妹族喘いもないので(猫耳属性多少あり)萌えるこ…

SNOW WHITE WITH THE RED HAIR: SEASON TWO〜絆の赤

「赤髪の白雪姫 2ndシーズン」を観た。何より登場人物たちが人生に対して前向きで真摯に向かっている姿が美しく思う。#白猫独りロードショー SNOW WHITE WITH THE RED HAIR: SEASON TWO open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.com ik…

BATTLE ROYALE〜銃と自由

「バトル・ロワイアル」を観た。社会の不条理は、戦争にしろ様々なところで弱者同士の闘いを孕みながら動いていく。まるで鳩時計が正確に時を刻むように。#白猫独りロードショー BATTLE ROYALE open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog…

SPY✖️FAMILY〜擬似家族大作戦

「スパイファミリー」を観た。文句なしに面白かった「スタイリッシュ&エレガント!」と叫びたくなる。こんなに共感できるのはきっと僕らもみんないろんなミッション(家族や育児等々)を頑張って必死にこなしているからかもしれない(僕は「夫婦関係」とい…