Road to Niigata prefectural office〜面接想定原稿第一案

注意】この原稿は県庁職員採用二次考査の面接の原稿で、今後ブラッシュアップして本番に挑みたいと思います。正直この原稿の六割くらい伝えられたら上出来と思っています。ご一読いただき、忌憚なきご意見をお待ちしております。

以下原稿。

 

この度はお時間いただき、ありがとうございます。

まず付き添いの方を紹介したいと思います。

こちら私の入居している介護施設のケアマネージャーであり、ソーシャルワーカーでもある轡田さんです。

事前に高次脳機能障害であることをお断りしておきます。

ご存知ないかもしれませんが、高次脳機能障害という障害は感情の防波堤が人より低く、感情失禁しやすい障害です。そのため面接中に感情が込み上げて泣き出すこともあるかもしれません。でも、それを含めた障害者なので、それを踏まえて対応お願いします。

 

・志望動機

設計事務所を主宰していたのですが。脳出血を患ってしまい。リタイアしてしまったのが、悔いが残り、ようやくリハビリの甲斐があり、社会復帰の目処が付き、ハローワークで求人を探していたところ今回の職員募集に出会い。

ハローワークの、「県庁には障害者の職員も多い」との後押しもあり、応募を決意しました。

この場で言うべきことじゃないかもしれませんが、脳出血で倒れたとき、臨死体験らしきものをしてしまい、その体験で、救ってくれたのは息子でした。

障害が残りましたが、二つのことを思いました。

鬱病で、自死をしそうになったとき、カウンセラーに言われました「生き残ったのはまだ死ぬときではない」と。そこでひとつは救ってくれた息子のために何ができるのかということ。息子に自分の最後まで足掻く姿を見せておきたいことです。

長岡で生まれ育ったこの新潟のために何かできるのではないかと言うことです。

考えた末、新潟県庁の職員で新潟のために微力ながら働いていくことです。

・自己紹介

性格的には時間には厳しい方だと思います。

健常者のころは徹夜してでも締切を守る仕事ぶりでした。ただ障害者となった現在、同じように出来るのか正直自信ありません。

・法政大学で建築の指導を受け、そのときの研究室で中近東や北アフリカの住宅調査を数回こなし、自分でも広い視野を持っていると感じます。

一方高次脳機能障害の影響もありますが、もともと気が短い方だと自覚しております。

採用にあたってのメリット/デメリット

まずはデメリットから、ご覧のように左半身麻痺なので、パソコンの操作等は右腕一本なので作業効率は良くありません。また建築一筋で三十年以上行ってきたため、土木関係は素人に毛が生えたくらいで、土木総合でやっていけるか正直不安を感じております。

また、一見ではわかりにくい「高次脳機能障害」を患っており、十分注意していても数字や入力ミスは少なくありません。

そして繰り返しますが、高次脳機能障害の影響で「感情失禁」が起こりやすくもあります。

自分を全否定するようですが「高次脳機能障害」に業務が務まるか、自信が持てません。

また、ご覧のようにラフな服装しかできません。

これには理由があり、半ズボンはトイレで片手でズボンを上げるのには長ズボンは難しいからです。

上半身はボタンがある服は難しいからです。

また、三年以上仕事ができず、介護施設で生活していたため、長時間の勤務に耐えられるか不安ではあります。

そしてリスクといえば通勤自体もリスクですが施設の中で閉じこもり気味だった私にはそのリスクさえ上回る楽しみに変わるかもしれません。

自己PR

性格的には幼少のころから、細かいことをコツコツやることには自信があります。

自分で言うのはなんですが、後輩思いの気風があり、おかげさまで、東京から新潟に戻ってからも、面会には多くの後輩が来てくれています。

そう言う友人関係が僕の財産かもしれません。

趣味で小説を書いており、日々パソコン作業には慣れています。

趣味といえば毎日一本映画を鑑賞し、感想をブログにまとめています。

そういう入力作業で人差し指だけの入力ですが、作業自体には慣れていると思います。

健常者のころは休みの度にクロスバイクで散策するなど基本的に活発な方だと思っています。

CAD等の専門ソフトにも長年使い続けています。

また、ウィンドウズもマックも操作できます。

・想定している通勤方法。

介護施設から最寄りバス停まで車椅子で赴き、新潟駅経由で県庁まではバスを考えています。

また、現在電動車椅子を検討しており、その際には亀中島バス停まで電動車椅子で赴き新潟駅経由で県庁に行きたいと思います。

・就業に関しての懸念事項

電動車椅子を使用した場合、充電等でみなさまのお手を煩わせてしまうかもしれません。

通勤自体がリスクと言えるかもしれませんが、日々施設に閉じ篭りがちなのでリスクと同時に楽しみと言えるかもしれません。

・トラブル発生時

 

これはケアマネージャーの轡田氏との相談になりますが、荒天時には施設の車で駅まで行く、もしくは直接県庁まで行けると助かります。

最悪タクシーを使って県庁まで行くことも考えています。

 

以上お時間ありがとうございました。