ODIUM OBSIDIANUM〜憂鬱の帝国

栗本薫[GUIN SAGA21]「黒曜宮の陰謀」読了。

グインの作亜鉛により、生き延びたランゴバルド候ハゾスを受け入れる十二選帝侯、さらに暗殺されたと思われたケイロニア皇帝アキレウス、その姿を驚愕の眼で見つめるのはマライア皇后と公弟ダリウス、拗ねてはぐいんの作戦だと知れるのだが、アンテーヌ侯は不思議な思い出グインを見つめるのであった、一方祭りの日に風が丘に匿われているマリウスにお想いを秘めたイリスが訪れるが、本心が明かされることはなく、二人の秘めた愛は語られるも、身分も性別も隠しあった二人は惹かれあっていくのであった、しかし、ケイロニアには徐々に暗雲が垂れ込めるのであった。#GUIN SAGA#白猫Bookreview

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ODIUM OBSIDIANUM

【追記】「皇帝は庭番のようなもの」という考え方は僕の好きな映画「チャンス」に通じるところがあって腑に落ちる考え方です。

【追記】2 マライア太后ケイロニア大帝の関係はバツイチの僕には身につまされました。