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「ふしぎの海のナディア」を観た。庵野版「海底二万マイル」は少年少女冒険譚。しかし、その後に続くエヴァ、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンと同じテーマであった。それはただ一言「生きろ」と。師匠の宮崎駿と同じようにそれが永遠のテーマなのかもしれ…
「ポリー my love」を観た。「人間万事塞翁が馬」という言葉がある。リスク回避を旨とする保険外交員ルーベンス。ハネムーンでいきなり妻を寝取られ、直後会った幼馴染に一目惚れ、紆余曲折あり、リスクが大アリのポリーと結ばれる。つまり「人生とは終わり…
「グッバイ、リチャード!」を観た。僕の家系には血管系で死んだ人が多い。だから癌などで余命宣告をされた人もいない。ご存知かもしれないが、僕も脳溢血で倒れたので、きっと本当に死ぬときはその手の病気だろう。だからと言って余命宣告が羨ましいとも思…
「エクス・マキナ」を観た。この作品は「神は自分に似せた姿を持って人間を造った」という命題に対しての一つの答えを提出している。それと同時に「人はなぜ人型のものを創りたがるのか」という答えでもある。それは決して寂しいとかではなく、純粋な面白さ…
「アトム ザ・ビギニング」を観た。A106(アトム)の生みの親の一人お茶の水ひろしは言った。「心のない科学に価値はない」と。そしてこの作品は自我(ベブストザイン)をプログラミングされたロボットと人間の交流をえがいたものである。きっと近い将来本当…
「へうげもの」を観た。「人生五十年」という言葉がある。この作品は戦国時代における古田佐助(古田織部)を中心とした「業と欲」そして「数寄ノ天下」をめぐる武将たちを描いたものである。#白猫独りロードショー HYOUGE-MONO open.spotify.com open.spot…
「アメリカン・ユートピア」を観た。映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観ながら不思議に思った。一時期盛り上がった「USA for Africa」「ライブ・エイド」「ウッドストック」あの熱気と運動はなぜなくなったのか?それはいくら頑張っても問題は解決しなか…
「ブレイン・ゲーム」を観た。日本では基本的に「安楽死」は殺人と区別される。しかし、それが難病を和らげるためのものだったら、それは「殺人」と言えるのだろうか。そんなことを考えさせられた作品でした。#白猫独りロードショー Solace ikuzuss.hatenab…
「ジョン・ウィック:パラベラム」を観た。ジョン・ウィック・サーガ第三章、前作でのコンチネンタル除籍処分が秒読みで開始されるところから物語は始まる。もう組織のサービスは受けられない。絶体絶命のジョナサン、しかしその度に不思議と生き生きして見…
「いなり、こんこん、恋いろは。」を観た。伏見稲荷に祀られている正一位の神宇迦之御魂大神と恋に臆病な女子高生伏見いなりとの交流を描いた作品。でも大切なのは神頼みではなく自分で努力することである。#白猫独りロードショー INARI KON KON KOI IROHA …
「巌窟王」を観た。モンテ・クリスト伯は言った。「運命には偶然などない。全ては必然であり、因果だ。」と。されど伯爵はこうも言った。「待て、しかして希望せよ」と。そ空いて何より生きることを、生き続けることを信じていく物語。#白猫独りロードショ…
「まりあ†ほりっく」を観た。この作品は現代のジェンダー問題に一石を投じるものではなくひたすら女子校の百合コメディと寮長(別名ゴッドもしくはボス)の猫耳を愛でる物語である。#白猫独りロードショー MARIA†HOLIC open.spotify.com open.spotify.com i…
「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」を観た。これは寒い国の双子スオウとシオンが因果と結果の混乱した世界で本当に大事でかけがえのない記憶と想いを探し続ける物語。#白猫独りロードショー DARKER THAN BLACK[GEMINI of meteor of meteor] open.spotify.c…
「ノラガミ ARAGOTO」を観た。ひたすら社を持つために依頼料(賽銭)を五円にしてきた夜トがひよりの手作り社で舞い上がり、高天原に位置を持ち様々な神や人と神使とご縁を深めていく物語。#白猫独りロードショー NORAGAMI ARAGOTO open.spotify.com ikuzus…
「ボールルームへようこそ」を観た。平凡な少年富士田多々良をダンスに導いた千石要は言った。「目の前の存在が自分と全く違う存在だと分かったとき、それは果てしなく愛しい存在じゃないか」と。そんな富士田少年が自分を見つけだし、愛しい存在を見つけ出…
「N・H・Kにようこそ!」を観た。これは童貞大学中退ついでに根性なしで甲斐性なしヲタク引きこもり四年目突入の、ちょっと見栄を貼ってしまった佐藤達広くんと中原岬の「共依存」かもしれないが寂しい心が引き寄せあった物語。#白猫独りロードショー Welco…
「エイリアン2」を観た。悪夢の惑星LV426からただ一人帰還したリプリーを待っていたのは新たな悪夢だった。エイリアンとの闘いは信じてもらえず、肉体労働に従事し、寝ると悪夢を観るリプリーはかの惑星の異常を知り、今度は海兵隊と共に惑星に行くが、待っ…
「可愛いだけじゃない式守さん」を観た。かわいい系不幸男子和泉くんと凛々しいかっこいい系女子式守さんの勇気を出して一歩前に進む物語。#白猫独りロードショー MISS SHIKIMORI IS NOT JUST CUTE open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatena…
「バズ・ライトイヤー」を観た。もし僕が息子とこの映画を見に行ったら、次の休みには、きっとトイザらス(映画館では定価だろうから)でバズ・ライトイヤーとタービック(宇宙船)をクリスマスとか誕生日とかじゃなくても買ってしまうだろう。僕が子供のこ…
「SPY×FAMILY」を観た。エスパー少女アーニャ・フォージャーは言った「ずっとこのままがいいです。」そしてエージェント黄昏ことロイド・フォージャー(偽名)は呟いた。「こどもが泣かない世界」にしたいと。そんな仮面家族の世界平和も願った物語。#白猫…
「ゴールデンカムイ 第四期」を観た。小樽から始まり樺太経由の金塊争奪戦。しかし戦いは続く。北の大地は広いのだから。#白猫独りロードショー GOLDEN KAMUI[4th season] open.spotify.com open.spotify.com ikuzuss.hatenablog.com ikuzuss.hatenablog.co…
「エンゲージキス」を観た。家族の仇を取るために可愛い悪魔に記憶を切り売りする(女にだらしない)青年シュウと可愛い悪魔キサラのちょっとヘビーな物語。しかし彼らの戦いは続く。それは悪魔は人の心が生み出すものだから。#白猫独りロードショー Engage…
「よふかしのうた」を観た。血が美味しくて吸血鬼になりたい少年と恋の話が苦手な吸血鬼の少女?ナズナのピュアな恋の物語。これは夜更かしと恋の好きな人々に捧げる愛の物語かもしれない。#白猫独りロードショー CALL OF THE NIGHT open.spotify.com open.…
「異世界おじさん」を観た。子安武人といえばクールで腹黒く有能なイメージがありますが、悪者でもどこか小者チック。ところがこの作品の子安氏の声を聞くだけで癒しというか微笑ましいと感じるのである。そういう意味でもこの作品は子安武人の新境地かもし…
「月とライカと吸血姫」を観た。この物語は宇宙を夢見る青年レフと気高き吸血鬼イリヤの人類初の宇宙飛行の話である。「ファースト・マン」という映画がありましたが、今作品は「ファースト・ヴァンパイア」と言うのが正しいのかもしれない。#白猫独りロー…
「ゴールデンカムイ 第三期」を観た。網走監獄の地獄を乗り越えたアシリパたちは追われるように樺太へ渡った。そこは樺太アイヌとロシアの文化圏であり、少数民族とアシリパの父ウィルクNO交流の場でもあった。小樽から始まり地で血を洗う金塊争奪戦も極東連…
「劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~」を観た。銀河をめぐる三角関係完結編。歌姫とパイロットというマクロスフォーマットのひとつの完成形かもしれない。「感情内臓起源説」などのテレビシリーズとの差異はあるが、リン・ミンメイから面々と続く歌姫が…
「ぼっち・ざ・ろっく!」を観た。ちょっとリアル寄りの「けいおん!」である。そして「押入れで努力したピンクの髪の女の子」が一歩勇気を振り絞って仲間を見つける物語である。そんな姿に僕は共感して涙が出てしまった物語でもある。#白猫独りロードショー…
「宇宙兄弟」を観た。この作品を観て泣くのは恥ずかしくない。京大で霊長類研究者の古谷やすしは言った。「じゃんけんを超える選択法はない」と。南波兄弟(六太と日々人)を取り巻く様々な人々の大きなことから小さなことまでのエピソードが胸に沁みる。 観…
「アビゲイル クローズド・ワールド」を観た。二〇一九年製作のロシア映画。謎の伝染病から街を守るために感染者を締め出してシールドで街を覆う。まるでどこかの国のコロナ対策のよう。そんなわけで映画を観ながらも、頭の片隅でコロナのことがつい気になっ…