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「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」を観た。パトレイバーのオリジナルをどれにするのか議論の分かれるところだろう。漫画版、映画版、テレビ版、実写版といろんなメディアで展開された作品だけど、この作品が原点の一つであることは間違いないと思われ…
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観た。「互いに逆光する時間軸のパラレルワールドに住む恋人たちが五年周期で三十日だけ会える」という複雑な設定のギミックのために観客がどの時間軸の誰に心情を通わせればいいのかわからなくなる惜しい映画。心…
「聖戦士ダンバイン」を観た。海と陸の間の魂の安息の地バイストン・ウェルで繰り広げられる人間模様。舞台はファンタジックでも結局人と人の戦いであり、最後にチャム・ファウを残して地上の戦いや憎悪を引き連れてバイストン・ウェルに戻ったシーラ女王は…
「MORTAL モータル」を観た。ノルウェー映画は初めてだと思う。「モータル」には「人間」という意味らしい。エリックはパイロキネシス(発火能力者)の青年。感情の起伏とともに天候まで操る能力者。エリックが最初に能力を発現した農場の地下からはルーン文…
「へやキャン△」を観た。あいも変わらぬゆるキャンメンバーが部屋キャンと言いつつもなしっ子スタンプラリーに行ったり、キャンプも行き、さらにサウナで整ったりするアニメ。でもこの不思議な」多幸感はたんなんだろう。それは富士山のように裾野の広い楽し…
「ジョン・ウィック:チャプター2」を観た。前作で妻と子犬と家と車を失った。ジョン・ウィックが誓印を盾に取られ引退から呼び寄せられる。今度はマフィアのトップを殺す依頼である。首尾よくローマで殺しを終えてニュー・ヨークに戻ったジョンを待つNY中の…
「ジョン・ウィック」を観た。ジョンは言った「妻から子犬をプレゼントしてもらったとき子犬が『希望』に観えた。」と。人は希望を見せられてから奪われるのが本当の絶望である。最後に子犬を連れて家路に帰るジョン・ウィックはようやく新たな人生が始まっ…
「スラムダンク」を観た。あっという間の百一話各エピソードも全て中身が濃く、「人生で大切なことは全てスラムダンクで教わった。」という言葉も伊達じゃない。まさに昭和の名作。でも、原作を読んで内容はわかっていたが、改めてテレビシリーズを観ると、…
「トップガン マーヴェリック」を観た。まず最初に述べるべきはこの映画は文句なくカッコイイ映画である。よもや、まさか現代を舞台にした映画でF-14 トムキャットの勇姿、しかもドッグ・ファイトが観られるとは、これは多くのオールドファンも納得としか言…
「移動都市/モータル・エンジン」を観た。武装した城塞都市が互いに貪り合うために、巨大な車輪や無限軌道で闘うという出オチ感満載のスチーム・パンク・ファンタジー映画。結末はちょっとスターウォーズみも感じられたけど、お好きな人には堪らない映画であ…
「ファースト・マン」を観た。登山家は「なぜ山に登るのか」「そこに山があるから。」という逸話はよく知られた話である。では「宇宙飛行士はなぜ宇宙を目指すのか」きっと彼らの眼差しは宇宙の深淵へと向けられているからかもしれない。そんな普通でない宇…
「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」を観た。竹内まりやは唄った。「衿なしスーツでキメてた あの頃 毎晩女の子からキッスの贈り物 輝いていたリヴァプール」 リヴァプール出身の四人組のバンドのドキュメント映画。ビキニでの水爆実験、ケネディ大統領暗…
「ラヂオの時間」を観た。インターネット全盛時代の今でも僕はラジオが好きだ。工藤ディレクターは言った。「ラジオには無限の可能性がある」と。僕は今でもラジオが好きで熱心に聴いている。youtube、Twitter、ブログetc.etc.メディアは個人が発信できるよ…
「エリジウム」を観た。富裕層が住む衛星コロニーと地球に残された貧困層の二項対立。現実がそうであるように問題は簡単じゃない。しかし運命の子と言い聞かされて育った主人公マックスは自己犠牲のように自らの命と引き換えに地球の人類を含め天国の扉を開…
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」を観た。僕らの学生だったときに比べて、今は一人ぼっちに風当たりが強そうで、コミュ障にはつらい時代のようである。スクールカースト、LINE、Twitter、掲示板どれをとってもシングルスには身の置き所のない…
「天地明察」を観た。算術の塾生が言う。「人間(じんかん)至る所に敵あり」しかし、そんなこととはつゆ知らず天体は規則正しく動いていた。そもそも暦は陰陽寮をはじめとした帝の統べるものであり、政教分離以前は政の本質であった。それが江戸時代の頃の…
「ゆるキャン△ SEASON2」を観た。一期目を観ているときからなんとなく感じていた。これは何かによく似てると。二期目の途中で気がついた。これは「水曜どうでしょう」を観ている時の多幸感と一緒だと。そしてまさかのアフレコ コラボ。楽しませてもらいまし…
「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を観た。元々兵器と美人の相性は良かった。アメリカの空軍の戦闘機には必ずのようにピンナップ・ガールが機体に描かれていたものだ。でも日本の場合にはアニメという自由な表現媒体の中で、ロボットとアイドルが…
「記憶にございません!」を観た。僕は基本的にノンポリです。でも、選挙に行かなかったことはなかった。それは、両親が選挙の度に投票に行くからであり、そこにはなんの意味もなかった。でも障害者になって福祉関係で改悪的なことが起きる度に、なぜ選挙に…
「ゆるキャン△」を観た。僕も子供のころはボーイスカウトに入っていた。その時の魅力はなんと言っても焚き火である。アウトドアは男子が肉体的に向いている血言われるが、焚き火の魅力の前では老若男女&犬に貴賓も向き不向きもないのである。#白猫独りロー…
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」を観た。テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が鹿目まどかという少女の「自己犠牲と救済」の物語だとするなら、この映画は暁美ほむらという少女の「魂を売り渡しても好きな少女を略奪」する物語かもしれ…
「とある魔術の禁書目録II」を観た。上條当麻はことあるごとに「自分は不幸だ」と嘯く。その一方で無償の人助けには「自分のため」と言い訳のように呟いて見せる。おそらく両方本音かもしれないが、理性的に考えてそれが両立できるとは思えない。そんな密か…
「ブレードランナー2049」を観た。前作「オリジナル・ブレードランナー」が圧倒的なまでのヴィジュアル・イメージを背景にした「雨の物語」だとするのなら。この作品はシンシンと降り積もる「雪の物語」かもしれない。それは前作でレイチェルとデッカードの…
「さんかく窓の外側は夜」を観た。僕は残念ながら(?)霊感はかけらもない。でも、臨死体験らしきものなら体験したことがある。一昨年脳溢血で倒れたとき、夢のようなものを観た。三途の川もお花畑もなかったけど、高層ビルの吹き抜けで落ちそうなときに息…
「アンチャーテッド」を観た。行方不明の兄は弟に言い続けた「見つかってないからと言って消えたわけじゃない。単に見つけられてないだけだ。」宝を追い続ける女は「信じたらそこで負け」と嘯いた。そんな彼らのマゼランの財宝をめぐる冒険譚。#白猫独りロ…
「水曜日が消えた」を観た。多重人格者がどういう思考をするのはわからない。最近の精神科学では「多重人格」は否定されているらしい。あれは「フィクション」の世界のものだと科学者は言う。真偽の程はわからない。でも僕は脳溢血で倒れて目覚めたときには…
「ゼロ・グラビティ」を観た。この映画はロードショー公開時にタイトルをめぐるちょっとした議論がSNS上で巻き起こった。原題は「GRAVITY」なのに邦題は「ゼロ・グラビティ」で、全然違う意味ののではないかというものだった。観ればわかるが、邦題をつけた…
「私をくいとめて」を観た。あなたは心の声と会話したことがありますか?恥ずかしながら、僕はずっとありませんでした。しかし、障害者となり、寂しくなったからか、秒後になってから、よく会話するようになりました。それが正しい心のあり方かは分かりませ…
「ナイト&デイ」を観た。女は小さな嘘つきだった。そして男は嘘つきなCIAのエージェントだった。そして二人は空港で出会い、嘘を糊塗するように愛し合い、繰り広げられる銃撃戦・カーチェイス。さて二人はどうなるであろう。そんな嘘つき同士のラブコメディ…
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観た。主語が大きな物語には、ついていけない人が出てきてしまう。それは人類が月についてからも宇宙に暮らすようになってからも決して変わらない一つの真実。それがシャア・アズナブルの悲劇であり、人類にとっての…