栗本薫「
」読了。
栗本薫「ぼくら」シリーズ・栗本薫探偵シリーズ・そして栗本薫のデビュー作（江戸川乱歩賞受賞）
推理小説は、エラリー・クイーンバドを読んでいましたが、どっぷりとハマったのは、この小説からでした。それからは、手当たり次第に、突書館で借りたりして（たまに買って）ミステリーを読み込みました。図書館で本を借りられることになって最初に検索したのもこの本でした。久しぶりに撮った本は和田誠の表紙も懐かしく、物語も昭和軽薄体と呼ばれる文体で、変わったのは僕の年齢と、身体だけでした。若者を描いた物語だったのですが、既に内容的には古臭く感じられました。そしてこの本を通じてLEDZEPPELINの「天国への階段」を知り、FMラジオでようやく聴くことが出来たのは、一年位経った頃でしょうか？#白猫Bookreview
【追記】なんで僕は、こんな大小説でもない推理小説を読んで、心ならずも、落涙してるんでしょうね。
【追記 2 作中に出る音楽スタジオは矢来町（新潮社のある）ですが、心当たりがあります。（矢来町で仕事をしていたので）R.IP.栗本薫
